`vscode.dev`に開発中の拡張機能をローカルから読み込む
vscode.dev
では、ローカルで開発中の拡張機能をマーケットプレイスなどに公開することなく、実際にインストールして試すことができる。
仕組みとしては、ローカルサーバーでホストした拡張機能をlocaltunnel
を使ってグローバルにアクセスできるようにし、それをvscode.dev
のDeveloper: Install Web Extension
コマンドによってサイドロードする、という流れになっている。
なお、localtunnel
によるトンネリングに使うサーバーにはデフォルトでhttps://localtunnel.me
が使われるようになっているが、自前でホストすることも可能。もちろんトンネリングには別のツールを使ってもいいのだが、VS Codeの公式ドキュメントで紹介されていたので、ここではそのままlocaltunnel
を使うことにする。
方法
ローカルサーバーのポート番号としてここでは8080
を使うことにする。
まずターミナルを一つ開いてローカルサーバーを立ち上げ拡張機能をホストする(ビルドが必要な場合あらかじめビルドしておく):
npx serve --cors -l 8080
次に別のターミナルを開いてトンネリングを開始する:
npx localtunnel -p 8080
ここで発行される次のようなURLをコピーしてメモしておく:
your url is: https://hungry-mole-48.loca.lt/
まずURLブラウザでこのURLを開き、そこで表示される
Click to Continue
という青いボタンを、注意を読んだ上で押す。
あとはvscode.dev
のコマンドパレットから:
Developer: Install Web Extension...
を実行し、発行されたURLを入力欄にペーストしてEnterすると、拡張機能の読み込みが実行される。
参考リンク
- 公式ドキュメント: Web Extensions - Test your web extension in on vscode.dev